アレルギー性結膜炎
白目を覆っている薄い膜(結膜)やまぶたの裏側にアレルゲンが付着して、目が痒くなる・充血する・涙があふれ出る・目やにが出るなどの症状があります。目をこすり過ぎて結膜がむくんだり、白目部分がゼリー状になったりと驚く場合があります。主なアレルゲンとして、スギやブタクサなどの花粉・ダニやカビなどのハウスダスト・ペットなどがあげられます。目の粘膜には、異物が侵入しやすいためアレルギー症状が出やすい部位でもあります。
治療と予防
花粉症は、花粉症シーズンの2週間前ぐらいから抗アレルギー点眼薬を使用して症状が出ないように予防します。ハウスダストも、抗アレルギー点眼薬や内服薬を用いて予防します。
予防方法
アレルゲンを除去して、避けるのがいちばんの予防方法です。花粉症なら、外出時のマスクや眼鏡の装着で目にアレルゲンが侵入しないように予防します。帰宅したら、衣類に付いた花粉を落とし、手洗い・洗顔をしましょう。ハウスダストが原因であれば、室内の掃除を徹底してホコリやダニを除去します。布団を天日干しにしてダニが生息しにくい環境を保ちましょう。